さてはて、病院へ行くと最近は院外処方でお薬を処方される事が多いと思いますが意外と忘れがちなのが『お薬手帳』では無いでしょうか?(私は何冊も家にある派です^^;)
本年度の改正前までは「薬剤服用歴管理指導料」として算定され、お薬手帳を持って過去6カ月以内に来店した患者は、処方箋1回につき38点(380円)、3割負担の場合は窓口で支払う額は約110円。
一方、初めてもしくは6カ月以上たって来店したり、お薬手帳を持参しなかったりした患者の場合は、処方箋1回につき同50点(500円)となる。患者負担は3割で約150円。
利用する薬局を決めて毎回お薬手帳を持参すれば、40円程度安くなる。これまでは、お薬手帳有りが41点(410円)、無しは34点(340円)で、持参しないほうが患者は得をする状況でホント本末転倒状態だったんですよね。
大きい病院(大学病院等)に行くには小さいお医者さんで紹介状書いて貰わないと初診時に定額¥5000(歯科¥300)負担とか・・・。
日々の健康管理が細かい出費を抑える『要』になってきてる事だけは確かなんです。
昔から言われていますが普段何気なく口にしているものが実は結構『薬効』が有ったりするんです。
代表的な物が『生大根』とくに『大根おろし』なんです
生大根には酵素が豊富に含まれています。
アミラーゼ(デンプン分解酵素) 胃もたれや胸焼けの治療、防止に服用されています。
プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)
生理的役割として、栄養吸収、タンパク質の廃棄とリサイクル、生体防御、活性の調節、などの幅広い分野で働いている。
リパーゼ 脂肪分解酵素
(これらの酵素は熱を加えると非常に失活してしまうので生での摂取がお勧めです。)
だから脂物によく付合せされてるんですね。
辛味成分『イソチオシアネート』にも非常に優秀な効果が有りまして解毒作用や殺菌作用、抗炎症作用があり、食中毒予防、発がん抑制、血液サラサラ効果で血栓予防、消化促進、抗酸化作用により美肌やアンチエイジングの面でも効果があるとされています。
ただ、『イソチオシアネート』は初めから存在してるのでは無くおろしたり、切ったりして「グルコシノレート」と「ミロシナーゼ」という酵素が化学反応を起こしてイソチオシアネートになります。この化学変化を起こさせるには、すりおろすのが一番良い方法です。(15分程度で半減されるデータも有りますので食べる前にすりおろすのがお勧めです。)
大根のビタミンCは100gあたり11mg皮に多く含まれているので、やはり皮ごとすりおろすのがお勧めです。
皮にはビタミンPも含まれていて、毛細血管の強化、血中コレステロール値の改善効果、血流改善効果、抗アレルギー作用、発ガン抑制作用があるとされています。
鬼おろしでみぞれ鍋も良し、シンプルにおろしそば・じゃこおろし・なめこおろし・厚揚げにも美味しいですし
もう何だって良いんです肉・魚・餃子・パスタ、和洋問わず何にでも合いますしね。
たくさん作っておけば小分けにしてラップで冷凍もできます!!(一ヶ月程度は保存可能です)
医食同源と言う言葉も有る様に「食」も「医」なんですね、普段の何気ない食事から健康に気遣う。
何気ないからこそ食事に拘る。
食事に拘ると物に拘る。
物に拘ると土や生産者さんに拘る。
結局、自分の身体を見直す事は廻りを強いては土・地球を見直す事になるんじゃないでしょうか?
大気汚染や原発問題も大事ですが難しい事考える前に今より少しだけほんの少しだけ自分の身体から食べ物の事を見なおせば少しずつ良くなるんじゃ無いでしょうか?
大切な人の身体・大切な自分の身体
血液関係がやはり現代病の主に成って来ています。
抑止効果・予防に少しの事でも試してみる価値は有ると思います。
今晩のおかずに一手間『大根おろし』を足されてみればいかがでしょうか?